国際フロンティア
理工学教育プログラムについて

 2016年度に始まった東工大教育改革の中で、学士課程入学直後の高度創造性育成教育に焦点をあてた「国際フロンティア理工学教育プログラム」は、世界に飛翔する気概と人間力を備え、科学・技術を俯瞰できる優れた理工系人材を育成するための革新的な創造性育成プログラムで、「バックキャスト※(目標到達型教育)」を創成・展開し、学内外におし広げていくことを目的としています。

 現在の工学教育における最大の問題点は、高校から大学への接続にあり、大学が将来を担う人材を育成するためには、高校の延長線上の教育ではなく、科学技術の先端を一部でも学生に体得させ、一流技術者として必要な目標の高さを理解し、そこに至る道程を自ら考える力を育成する必要があります。
 その意味で、バックキャスト型の教育は、フロンティア科学・技術を維持すべき現在の日本にとって極めて重要な役割を担います。

 この型の教育の核を成す「科学・技術の最前線」が、学士課程入学直後の学生に対して科学・技術の最先端を紹介する授業として2016年度にスタートしました。新入生を4グループに分け、国内外から招へいした世界第一線の科学者・技術者が講師として授業を実施します。
 第一線で活躍する人々がどのような考え方で課題に向き合っているかを体感することで、学生自身の将来像を描いてもらい、その将来像と現在をつなぐことで、大学でどのように学修するかを考えてもらうことが狙いです。

※ バックキャスト… 未来を予測する際、目標となるような状態を想定し、そこを起点に現在を振り返って今何をすべきかを考え、分析、実行すること。

主な活動内容