科学・技術の最前線

 2016年に実施した教育改革では、学生達が高い目標を持って、自ら道を切り拓いていく志を胸に抱き、躍進していけるような大学にするため、様々な取り組みが行われました。
 その中で、新しく入学してきた学士課程1年目の学生が抱く大きな期待と希望をさらに膨らませ、自ら学んでいくマインドを醸成するため、新たな授業が開講されました。
 1つは「東工大立志プロジェクト」、もう1つがこの「科学・技術の最前線」です。

 本学学士課程の新入生は、自らの興味・関心にもとづき「学院」というグループに分かれて日々勉強しています。
 しかしこの「科学・技術の最前線」では、各学院の教員により国内外から招へいされた第一線で活躍する研究者・技術者が講義を担当することで、7つの学院の全ての分野にかかる授業を受け、最先端の科学技術にふれることができます。
 そして講義内容について、社会での位置付けや自身との関連性などを考察し、学びを深めていきます。

 この授業は、2015年に新設された「東工大レクチャーシアター」で実施されます。
 この講義室は講師が講義・実験を行う場所がすり鉢の底になる形状で、劇場のような臨場感が得られる設計になっています。

「科学・技術の最前線」は、学士課程入学直後の高度創造性育成教育に焦点をあてた「国際フロンティア理工学教育プログラム」が展開している、「バックキャスト*(目標到達型教育)」の核となる授業として位置づけられています。
 つまり、トップクラスの研究者・技術者によるレクチャーを通じて最初に「頂の景色」を見せ、自分がそのレベルに到達するには、どのような道のりを歩めば良いのかを逆算して学生に考えさせることをねらいとしています。
 これから東工大で学修を進めていくにあたり、新入生それぞれの中に、将来像の実現に向けた高い志が生まれてくることが期待されます。

※ バックキャスト… 未来を予測する際、目標となるような状態を想定し、そこを起点に現在を振り返って今何をすべきかを考え、分析、実行すること。

詳細(東京工業大学Web)はこちら